今回の記事から数回にわたり、後期のゼミで学んだことについてまとめてみようと思います。
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『CPUと繋がり』
【CPU】とは…Central Processing Unitの略で、中央処理装置と呼ばれています。簡単にいうと、PCの脳です。これの性能がいいと、処理速度が速くなります。
とても小さいこのCPU。大きさは一般的に4×4cmほどで、手のひらにのるサイズです。
しかし、実はこの中に10億個の部品が入っています。
作るのがとても難しいそうで、何百個と作るうち実際に使い物になるのは数個だとか。
(それゆえに値段も高めに…)
こんなに凄いもの、誰が考えたのでしょうか。
ベースとなる機械を思いついたのは、イギリスの
【アラン=チューリング】という数学者さん。
こういうものがあれば凄いぞ!という抽象的なイメージだそうです。
チューリングさんの脳内では、
【テープ】というデータを置いておく場所まわりで
【オートマトン】というものが働いているという
【チューリングマシン】という仮想機械モデルだったそうで…
※イメージ図です
このチューリングマシンを、実際に作ってみると…
オートマトンはCPUに、テープはメモリへと名前を変え、
チューリングマシンはPCということになりました。(PCを計算機と考えた場合)
※イメージ図です
さて、ここからは先ほどでてきたメモリについての説明もしようと思います。
【メモリ】とは…主記憶装置と呼ばれる、データを一時的に記憶しておく場所です。例えると、データを置いておく作業台。容量が大きいほど処理速度があがります。
確かにテープ(帯)状ですね
CPUはメモリ内のデータを、指示に従って移動させます。
また、指示にはメモリの【アドレス】が必要となります。つまり…
操作者「8番のデータを、3番に移動」
CPU「分かりました!(メモリの8番boxに行き、データを持ち、3番boxに置く)」
ここでいう、8・3という番号がメモリのアドレスです。
データを移動させる場所の指定が必要なんですね。
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以上が大まかなCPUとその周辺の繋がりについてのまとめです。
次回は、『メモリが記憶する仕組みとHDD』についてまとめようと思います!